4.ガザ攻撃と聖書の言葉

                           2024年8月26日
こんな記事を読んだ。
「米国のエマニュエル駐日大使と英国のロングボトム駐日大使が9日午前、増上寺(東京都)
で行われた長崎原爆殉難者追悼会に出席し、原爆の被害者を慰霊した。
同日午前に開催された長崎市の平和祈念式典には、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続ける
イスラエルが招待されなかったことから、出席を見合わせた。
イスラエルのコーヘン駐日大使も参列した。
3人の大使が出席し、焼香して手を合わせた。(以上記事)」
イスラエルの大使は、ユダヤ教徒だろうし、米国、英国大使は、多分キリスト教徒だろう。
一神教の信者が、仏教の式典に参列して焼香して何も違和感がなかっただろうか不思議でなら
ない。
キリスト教徒が仏教の作法に基づいて礼拝することに全く違和感がなかっただろうか。
参列するだけなら兎も角、焼香までして良いのか。

米国大使は、「イスラエルは、越境攻撃を受けた犠牲者だ。ロシアとは違う。」と言っている
が、多くの日本人はそうは思っていないと思う。

ユダヤ教の聖書には「目には目を、歯には歯を」という有名な言葉がある。
これは、相手から攻撃を受けても報復は同程度までと言う意味だ。
やられたら倍返しと言う報復をいさめた言葉だ。
そして、多くの日本人は、どう見ても、ガザ攻撃はこの「ユダヤ教の聖書の言葉」に反している
と感じている。長崎市長もそう感じているのだろう。
米国大使は、多分キリスト教徒だろうから、聖書の言葉、イエスの言葉を絶対に見聞きしている
筈だ「左の頬を打たれたら、右の頬を出しなさい」感動する言葉だ。

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