小学4年に書いた小説-----「五少年宝島に行く」

何時の頃か記憶にないが、多分、私が結婚した後だと思うが、母から、一冊の本が送られてきた。
手紙には「家の中を掃除していたら出てきたので送る。」旨書いてあったと思う。
その本は,まぎれもなく私が小学生だった頃書いた小説だった。
昭和32年と記載されているから、私が小学校3年か4年の時に書いたものだ゛。
この頃、学校の成績は、良くなかったが本は、よく読んだと思う。
「五少年宝島に行く」と言う題名から分かる通り、ジュールベルヌの「十五少年漂流記」とスティー
ブンソンの「宝島」のパクリだ。
ただ、主人公がフランス人なのは、この頃ナポレオンに傾倒しており、ナポレオンに関する伝記の本
をよく読んでいたからで。それに、当時は滅多に見ることのできなかった映画もナポレオンに関係す
ると知って無理して見に行ったことがある。多分トルストイの「戦争と平和」だと思う。この映画の
影響も大きく、小節の中に入れてある挿絵はこの映画シーンの記憶によるものだと思う。
小学校時代の小説は、この他にも映画ゴジラの影響を受けて「ケラトブレン○○に現る」とか、ベ
ルヌの「月世界旅行」をパクって「木星探検」とか書いていたと思う。
勿論、それらの本は、何処でどう処分されたかは、今となっては、全く分からない。
ただ、この小学4年に書いた小説の本が出てきたことこそ、本当に奇跡だと思っている。
この小説を、「タニムのホームページ」に入れたのも、私の小学校時代の思い出として残しておき
たいと思ったからである。
小学校4年生の書いた小説である。とても大人には読むに値するとは思えない。
チラッと見て、こんなことをしていたのかと思っていただけるだけで充分である。

1.「「五少年宝島に行く」の本の写真。


2.「五少年宝島に行く」をwordに打ち込みました。

   一応、読むことはできるが、はっきり言って読むに値しない。


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